もくじ
名古屋銀行カードローン(新ミニマムカード)の特徴
・普通預金口座をそのまま利用
新ミニマムの借入は、普通(または総合)預金口座のマイナスとして扱われます。他の銀行のように、別に借入れたり、専用の口座を作ったりする必要がありません。またカードは預金口座のカードをそのまま利用することができます。
・名古屋銀行との取引で金利が優遇
名古屋銀行を給与振込先としていると金利が3.0%、住宅ローンを借りていると金利が5.0%優遇されます。
・利用可能金額は、最高で200万円まで
契約で借り入れ可能な上限が決まっていますが、その金額まで(最高で200万円まで)の借入が可能です。
実質年率 | 年5.5%~10.5% |
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借入れ限度額 | 10~200万円 |
申し込み可能年齢 | 満18歳以上~65歳以下 |
融資受付営業時間 | 24時間 |
返済方法 | 普通(または総合)預金口座への入金 |
担保・保証人 | 名古屋カードまたはセディナ |
即日融資 | 不可能 |
即日振込 | 不可能 |
在籍確認 | あり |
名古屋銀行カードローンの詳細と特徴
名古屋銀行カードローンは、利用に当たって名古屋銀行に普通(または総合)預金口座が必要です。借入は、口座からの出金として扱われます。つまり預金口座に残高がある状態では利用できず、預金をおろすことになり、それでも足りない場合に初めて借入が発生します。
具体的には、銀行の残高が10万円のときに、20万円引き出そうとすると、10万円の預金が下ろされ、10万円の借入が発生した、ということになります。
このため、借入を行うと預金残高がマイナスになります。
なお、口座が普通口座または総合口座で、それとは別に名古屋銀行に定期預金がある場合、定期預金の残高までは、このカードローンを利用せずに、借り入れることができます。そちらの方が金利が安いため優先されます。
これも具体的には、200万円の定期預金、10万円の普通預金がある状態で、300万円を下ろそうとすると、カードローンでは90万円を借り入れたことになります。
一方で、返済も口座への入金により行われます。
借りたお金は事業、他の借入の返済には使えませんが、他は自由に利用することができます。
借入にかかる金利は10.5%、と一種類だけです。
ただし、名古屋銀行との取引があれば金利が優遇されます。
具体的には、名古屋銀行を給与振込先としている場合、金利が3.0%優遇され、7.5%になります。
また、住宅ローンやアパートローンを利用している場合には、5.0%優遇され、5.5%になります。
名古屋銀行カードローンの審査方法と流れ
名古屋銀行カードローンは、借入前に契約を行う必要があります。
契約は、まず、申込みをするところから始まります。申込みは、店頭で行いますが、その前に仮審査を申し込むことができます。
仮審査は、郵送、インターネットまたはFaxで行います。
仮審査の申込みを受け付けた後、名古屋銀行(及び保証会社)が仮審査を行い、無事、審査に通過すると、店頭で正式申込みになります。仮審査を行わず、直接店頭で正式申込みを行うこともできます。
契約手続き完了後、正式審査(通常は3日から5日程度かかります)が行われ、正式応諾になると、借入ができるようになります。
名古屋銀行(及び保証会社)の審査は、社内の独自基準に基づいて行われますが、その際に、信用情報機関に登録された情報が参照されます。
そのため、他社での借入や、債務整理を行った履歴等が参照されることになります。
在籍確認はいつ?どのタイミングか
名古屋銀行の在籍確認は、正式審査の過程で行われます。
連帯保証人は必要?
保証は名古屋カードまたはセディナが保証会社となって行いますので、別に用意する必要はありません。
なお、保証会社に対して保証料を支払う必要はありません。
名古屋銀行カードローンで即日融資・振り込みは可能か
名古屋銀行カードローンは、即日融資(申込みをした日に借入を行うこと)・即日振込に対応していません。
審査は正式審査が3日から5日程度かかります。また、振込には対応していません。
家族や会社にばれる可能性はある?
名古屋銀行カードローンで借入を行うことが、家族や会社に知られる可能性は低いです。
名古屋銀行から、連絡をもらうことがありますが、名古屋銀行の名前で連絡がきますし、カードローンのことを本人以外に伝えることはありません。
銀行との取引は、住宅ローンでもなんでも言い訳がしやすいため、名古屋銀行から連絡を受け取っただけで、カードローンがばれることは普通はありません。
名古屋銀行カードローンの提携ATM一覧
名古屋銀行のATMの他、提携ATMとして、銀行ATM(三菱東京UFJ、十六、百五、愛知、中京、三井住友、ゆうちょ)、コンビニATM(セブン銀行、及びイーネットATM、ローソンATM)が利用可能です。
名古屋銀行カードローンの営業時間
仮審査の申込みは24時間行うことができます。仮審査後の正式な申し込みは店頭で行う必要がありますので、銀行の営業時間に限られます。借入及び返済はATM(提携ATMも含め)が使える時間内であれば、いつでも行うことができます。
名古屋銀行カードローンは増額は可能?
増額できないことはありませんが、名古屋銀行の審査に通ることが前提です。
名古屋銀行が他に扱っているローン一覧
名古屋銀行は、カードローンの他、住宅ローン、プレミアムサポートローン、自動車(オート)ローン、学資ローン、先進医療費ローン、介護ローンを扱っています。
カードローンは「新ミニマム」の他、「御用達くん」という商品が用意されています。こちらは借入限度額が50万円までに制限される一方、名古屋銀行に口座がなくても利用できるカードローンです。
名古屋銀行カードローン(新ミニマムカード)を利用できる人
名古屋銀行カードローンを利用するためには、名古屋銀行の審査に加えて、保証会社の審査に通る必要があります。
審査基準として明示されているのは、(1)前年度の税込年収が200案円以上で安定かつ継続した収入があることと、(2)18歳以上、65歳以下であること、名古屋銀行の営業区域内に住んでいるか営業先があること、(4)勤続年数1年以上(自営業の場合には2年以上の営業年数)であること、の4点です。
パート・アルバイト・学生は、収入条件に関わらず利用することができません。
また、自身は仕事をしていない専業主婦は、夫に収入があっても利用することができません。
会社員 | ○ |
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主婦 | × |
派遣社員 | ○ |
無職 | × |
フリーター | × |
パート | × |
アルバイト | × |
自営業者 | ○ |
学生 | × |
名古屋銀行カードローンのメリット
1.名古屋銀行との取引があれば金利が優遇
銀行カードローンの中でも、取引がある場合の金利の優遇が特にうれしいカードローンです。住宅ローン等を借りている場合の金利の優遇幅が5%というのは、他の銀行ではあまり見られない条件です。
特に優遇金利後の適用利率である5.5%は銀行カードローンの中でも低く、お得なカードローンと言えます。
2.普通(もしくは総合)預金口座がそのまま使える
普通(もしくは総合)預金口座がそのまま使えるということは、一見してカードローンを利用していることが、他人からは分からないため、よりカードローンを利用していることがばれにくい、ということになります。
名古屋銀行カードローンのデメリット
名古屋銀行との取引がない人にとっては、単なる金利の高いカードローンとなる可能性があります。
また、専業主婦のみならず、パート・アルバイト・学生等はいくら収入があっても利用できないことから、使う人を選ぶカードローンと言えるでしょう。