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自営業者のカードローンは即日でも審査に通る?大手11社を徹底比較

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自営業の人はカードローンの審査に通る?サラリーマンとは異なる注意点

個人事業主SOHO自由業といった自営業の人は、自分次第で収入が上下する不安定立場にいます。
他にカバーしてくれる人がいないため、ちょっとしたことでお金が足りなくなることもしばしばです。

自営業の人がカードローンを利用する場合、サラリーマン(給与所得者)と比べると雇用主の保証が無いだけに、
審査に通るためのハードルは高くなります。実際にどのような点に気をつけなければいけないのか、注意点を見ていきましょう。

SMBCモビットの場合、安定した収入がある方という点が審査を受けるうえで考慮されます。自営業者はどうしてもサラリーマンと比較すると安定的な収入がある方は少ないです。

こういった点も考慮されているのかもしれません。

自営業の人は収入証明書の準備に手間がかかる

 

自営業お金 電卓の人であっても基本的にはサラリーマンと同様、プロミスアコムのような消費者金融であれば50万円、または他の金融機関と合わせて借入額が100万円を超えなければ、収入証明書を提出する必要はありません。銀行のカードローンであれば、その金額はもっと大きくなるでしょう。

もし、それ以上の金額を借りるのであれば、収入証明書を準備しなければいけません。サラリーマンなら勤め先が発行する源泉徴収票や数ヶ月分の給与明細が該当するので、手元にあるか、無くても比較的簡単に入手できます。

けれども自営業の人は直近の、税務署で発行される「納税証明書」、市役所など自治体の窓口で申請できる「所得課税証明書」や「住民税決定通知書」、税務署の受領印がある「確定申告書」など、公的に収入を証明されているものが必要になります。

「確定申告書」以外は自ら出向いて申請しないと受け取れないので、急ぎでカードローンを利用したい自営業の人は、注意が必要です。

自営業の人は在籍確認で手間がかかる

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自営業の人でもサラリーマンであっても、カードローン申込をすると必ず審査が行われます。これはどの金融機関でも同じです。審査の詳細は明かされていませんが、基本的にJICCやCICといった信用情報機関の登録内容を参照して、他社からの借り入れ状況や、金融事故の有無を確認します。

次に、申込者が本当に申告した勤め先で働いているか確認するために、「在籍確認」の電話をかけます。サラリーマンなら勤め先にかけますが、自営業者の場合は、自宅や携帯電話にかけることになります。けれども金融機関にしてみれば、固定電話ならまだしも、本人の携帯電話で在籍確認を済ませるのは、あまりにも心もとないものです。金融機関によっては、携帯電話しか連絡先が無いと、審査に通らないところもあります。

それをカバーする目的で、少額の融資を希望しても収入証明書が必要になったり、事業実態を疎明する書類の提出を求められる場合があります。「事業実態の疎明」とは、取引先からの受注書や領収証などによって、業務上の取引を証明することです。

そこまで厳しくするのは、本当は無職なのに自営業と偽ってカードローンを申し込むケースがあるからです。プロミスやアコムなどの貸金業者は総量規制によって無収入の人には貸付できないですし、銀行も無職ならカードローンの利用を断っています。

申し込む前に、借り入れにあたってどのような条件があるのか金融機関に確認した方が、時間を無駄にしたり、多重申込で信用情報を汚さなくても済むでしょう。

事業性資金として借りられないカードローンもある

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みずほ銀行をはじめとして、多くの銀行カードローンは、借りたお金の使い道として「事業性資金は除く」と明記されています。つまり自営業の人であっても生活費の足しにはできても、事業の運転資金として使うことはできないのです。

領収証を提出するわけではないので、ばれないと思われがちですが、万が一発覚すると契約違反になりますから、カードローンを使用できなくなり、既に借りている分については全額返済を求められます。

もし、事業性資金をカードローンで借りたいのであれば、そのような制限のない貸金業者や、オリックスクレジットのような信販会社を利用するしかないでしょう。けれども、どちらも総量規制の影響を受けるため、年収の3分の1以上を借りることはできません

事業性資金用のカードローンもある

パソコン クレジットカード

業種によりますが、自営業の人が必要とする事業性資金は、年収を大きく上回る場合があります。例えば設備投資や当面の運転資金などです。本来なら銀行で融資を受けますが、規模の小さい自営業の人は貸し渋られることが多く、提出する書類が多いなどの手間も発生します。

一方、貸金業法では自営業の人など個人事業主への貸付は総量規制の対象外となり、年収の3分の1を超えても法律違反にはなりません。そこでプロミス(自営業カードローン)、アコム(ビジネスサポートカードローン)、オリックス・クレジット(オリックスクラブカード)などでは、自営業の人向けのカードローンを提供しています。

利用にあたっては収入証明書や事業実態を疎明する書類に加えて、オリックスクラブカードのように、事業や収支の計画書を提出しなければいけないケースもあります。たとえ銀行でなくても、お金を確実に返済できる見込みが無ければ審査には通らないのです。

また、収入証明書を提出する都合上、1年以上の業歴が無ければいけません。プロミスの自営業カードローンのように明記していなくても、理論上利用できない場合もあるので気をつけましょう。

自営業の人から見た各金融機関の限度額と審査方法

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ここでは自営業の人の視点で、主な金融機関の限度額と審査方法について見ていきます。また、自営業向けのカードローンを用意しているところについては、その旨も合わせて記載します。

みずほ銀行カードローンの場合

みずほ銀行カードローン

事業性資金としての利用はできません。200万円を超える借り入れを希望する場合は、「納税証明書」か「課税証明書」が必要になります。審査はオリエントコーポレーションが行い、最大の限度額は1,000万円です。

三菱東京UFJ銀行カードローン(バンクイック)の場合

三菱東京UFJ銀行カードローン(バンクイック)

事業性資金としての利用はできません。100万円を超える借り入れを希望する場合は、「納税証明書」が必要になります。審査はアコムが行い、最大の限度額は500万円です。

三井住友銀行カードローンの場合

三井住友銀行カードローン

事業性資金としての利用はできません。300万円を超える借り入れを希望する場合は、「納税証明書」「課税証明書」「確定申告書」などの収入証明書が必要になります。審査はSMBCコンシューマーファイナンスが行い、最大の限度額は800万円です。

楽天銀行カードローンの場合

三井住友銀行カードローン

事業性資金としての利用はできません。自営業の人など個人事業主は借り入れ希望額に関係なく、「課税証明書」または「確定申告書」が収入証明書として必要になります。審査は楽天カードまたはセディナが行い、最大の限度額は500万円です。

オリックス銀行カードローンの場合

三井住友銀行カードローン

事業性資金としての利用はできません。300万円を超える借り入れを希望する場合は、「納税証明書」「課税証明書」「確定申告書」などの収入証明書が必要になります。審査はオリックス・クレジットまたは新生フィナンシャルが行い、最大の限度額は800万円です。

静岡銀行カードローン(セレカ)の場合

静岡銀行カードローン(セレカ)

事業性資金としての利用はできません。300万円を超える借り入れを希望する場合は、「納税証明書」「課税証明書」「確定申告書」などの収入証明書が必要になります。審査は静銀ディーシーカードまたは新生フィナンシャルが行い、最大の限度額は500万円です。

静岡銀行は、銀行のカードローンとしては珍しく「ビジネスクイックローン」の名前で個人事業主向けのカードローンを取り扱っています。300万円までの借り入れなら収入証明書は不要で、最大の限度額は500万円です。ただし、静岡銀行に口座を保有しており、営業エリア内に住んでいることが条件となります。

オリックス・クレジットの場合(VIPローンカード)

オリックス・クレジット(VIPローンカード)

事業性資金としての利用は可能ですが、借り入れ限度額は年収の3分の1までとなります。50万円を超える借り入れを希望する場合は、「納税証明書」「課税証明書」「確定申告書」などの収入証明書が必要です。審査は新生フィナンシャルが行い、最大の限度額は800万円です。

事業性資金として年収の3分の1以上を借りたい場合は、「ORIX CLUB CARD」という個人事業主用のカードローンを利用できます。申し込みの際には「納税証明書」「課税証明書」「確定申告書」などの収入証明書の他に、事業や収支の計画書が必要です。最大の限度額は500万円になります。

アコムの場合

アコム

事業性資金としての利用は可能ですが、借り入れ限度額は年収の3分の1までとなります。50万円を超える借り入れを希望する場合は、「市民税・県民税額決定通知書」や「所得証明書」などの収入証明書が必要です。審査はアコムが行い、JICCやCICなどの登録情報を参照します。最大の限度額は500万円です。

事業性資金として年収の3分の1以上を借りたい場合は、「ビジネスサポートカードローン」という個人事業主用のカードローンを利用できます。借入希望額が100万円までは収入証明書が不要で、それ以上を希望したり運転免許証を保有していない場合は、確定申告の一連の書類(確定申告書や青色申告決算書など)が必要です。最大の限度額は300万円になります。

プロミスの場合

事業性資金としての利用は可能ですが、借り入れ限度額は年収の3分の1までとなります。50万円を超える借り入れを希望する場合は、「確定申告の一連の書類(確定申告書や青色申告決算書など)」などの収入証明書が必要です。審査はプロミス(SMBCコンシューマーファイナンスが行い、JICCやCICなどの登録情報を参照します。最大の限度額は500万円です。

事業性資金として年収の3分の1以上を借りたい場合は、「自営業カードローン」という個人事業主用のカードローンを利用できます。申し込みの際には、確定申告の一連の書類(確定申告書や青色申告決算書など)と事業内容を疎明できる請求書や領収証または営業証明書などが必要です。最大の限度額は300万円になります。

SMBCモビットの場合

SMBCモビット

事業性資金としての利用は可能ですが、借り入れ限度額は年収の3分の1までとなります。自営業の人など個人事業主は借入希望額に関係なく、必ず「納税証明書」「課税証明書」「確定申告書」などの収入証明書に加えて、SMBCモビット側が用意する「営業状況の確認」という書類に必要事項を記載して、提出しなければいけません。

審査はSMBCモビットが行い、最大の限度額は800万円です。事業性資金として年収の3分の1以上を借りられるカードローンはありません

アイフルの場合

アイフル

事業性資金としての利用は可能ですが、借り入れ限度額は年収の3分の1までとなります。50万円を超える借り入れを希望する場合は、「納税証明書」「課税証明書」「確定申告書」などの収入証明書が必要です。審査はアイフルが行い、JICCやCICなどの登録情報を参照します。最大の限度額は500万円です。

事業性資金として年収の3分の1以上を借りたい場合は「事業サポートプラン」があり、個人事業主ならカードローンとしても利用できます。申し込みの際には、「確定申告書」やアイフル所定の「事業内容確認書」に必要事項を記入して提出する必要があります。最大の限度額は250万円です。

<まとめ>

カードローンのように無担保でお金を貸すには、金融機関と借り手の間に信頼関係が無ければいけません。そのために金融機関は収入を証明する書類の提出を求めたり、在籍確認審査を行います。

自営業の人は第三者が収入を保証してくれるわけではないので、どうしても手続きが煩雑になり、審査が厳しくなりがちです。それを乗り越えて契約を締結できれば、不安定な自営業の人にとってカードローンは心強味方になります。手間を惜しまず、金融機関の要求には快く応じましょう

<参考URL>
国税庁
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/nofu-shomei/shomei/01.htm
住信SBIネット銀行
https://contents.netbk.co.jp/pc/pdf/doc_hl_kazei.pdf
MFクラウド確定申告

確定申告の控えに関するポイント


日本貸金業協会
http://www.0570-051-051.jp/contents/user/1-1.html
みずほ銀行
http://www.mizuhobank.co.jp/setsumeisho/pdf/card.pdf
三菱東京UFJ銀行(バンクイック)
http://www.bk.mufg.jp/kariru/card/banquic/pdf/banq_setsumei.pdf
http://www.bk.mufg.jp/kariru/card/banquic/moushikomi.html?link_id=bq_top13#ANC04
三井住友銀行
http://www.smbc.co.jp/kojin/loan/cardloan/pdf/setumeisyo.pdf
http://www.smbc.co.jp/kojin/loan/cardloan/pdf/goriyou_guide.pdf
楽天銀行
http://www.rakuten-bank.co.jp/loan/syohin/outline.pdf
オリックス銀行
http://www.orixbank.co.jp/personal/account/cardloan.html
静岡銀行(セレカ)
http://shizugin.net/service/seleca/index.html
http://shizugin.net/service/seleca/shizugin_seleca.pdf
静岡銀行(ビジネスクイックローン)
http://www.shizuokabank.co.jp/corporation/fund/chotatsu/biz_quick/card_type.html
オリックス・クレジット(VIPローン)
http://orixcredit.jp/loan/vip/
オリックス・クレジット(ORIX CLUB CARD)
http://orixcredit.jp/loan/orixclub/
http://orixcredit.jp/loan/orixclub/flow/
アコム
http://www.acom.co.jp/p/lineup/card.html?sid=97d4bd900ec1de718552&p1=users&p3=97d4bd900ec1de718552
http://www.acom.co.jp/p/debt/conditions.html?sid=97d4bd900ec1de718552&p1=users&p3=97d4bd900ec1de718552
http://www.acom.co.jp/p/lineup/business.html?sid=97d4bd900ec1de718552&p1=users&p3=97d4bd900ec1de718552
プロミス
http://cyber.promise.co.jp/Pcmain/APD67Control/APD67002;jsessionid=00018jG-7bU2PylT7S0oEBm7U8v:1
http://cyber.promise.co.jp/Pcmain/APD67Control/APD67007;jsessionid=00018jG-7bU2PylT7S0oEBm7U8v:1?_SeqNo=2016~02~02~18~09~59.596~WebContainer_:_19~APD67Control~NoPageID~NoActionID~SESSIONID8jG-7bU2PylT7S0oEBm7U8v
SMBCモビット
http://www.mobit.ne.jp/shohin/jokenlist/index.html
http://www.mobit.ne.jp/entry/paper/index.html
アイフル
http://www.aiful.co.jp/popup/?cid=PE15H010
http://www.aiful.co.jp/topics/?cid=PG13H010